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アニメを通して知る女性中心のJ-POPアーティストたち

アニメを通して知る女性中心のJ-POPアーティストたち


アニメファンにとって、J-POPをもっと深く知りたいと思ったとき、何から始めたらいいのかわからないかもしれません。
そんなとき、これらのアーティストが入門編として活躍してくれます。

アニメは、ユニークなストーリーや愛すべきキャラクター、目を引くアートワーク、印象的で時には象徴的な音楽など、非常に多くのものを視聴者に提供することができるメディアです。
『セーラームーン』、『エヴァンゲリオン』、『カウボーイビバップ』など90年代の名作から、『進撃の巨人』など現代の作品まで、音楽は視聴体験全体に多大な影響を与えることができるのです。

しかし、アニメを通して日本の音楽シーンに興味を持ったアニメファンにとって、ではどこから始めたらいいのかとなると、けっこう難しいかもしれません。
幸運なことに、現在活躍している日本人歌手の中には、歌っている曲がアニメで頻繁に使用されている事も多く、J-POPの入門編として最適な存在です。
以下に紹介する5組の女性アーティスト、または女性アーティストを中心としたグループは、YouTubeの公式チャンネルを通じて欧米の聴衆が広くアクセスしやすく、良い好例となってくれるでしょう。

Aimer(エメ)

2011年に正式デビューしたAimerは、高音や鼻にかかった声質が多い日本の女性シンガーの中で際立っています。Aimerの歌声は、高音から低音まで幅広く、大人っぽくハスキーなのが特徴です。
彼女の曲は様々なスタイルやテンポがありますが、特にピアノを中心としたエモーショナルなパワーバラードが有名で、最初はゆっくりでも徐々に生々しく、感情的になっていくような曲が多い印象です。

Aimerの楽曲は、『BLEACH』、『Fate/stay night』など、ジャンルや層を問わず、長年にわたり数多くの人気アニメに抜擢されています。
『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』、『夏目友人帳』、『恋は雨上がりのように』、『ヴィンランド・サガ』、そして最近では『鬼滅の刃』の第2期など、あらゆるジャンルの人気アニメに楽曲を提供しています。
デビューから10年以上が経過し、現在8枚のスタジオアルバムをリリースしているAimerは、衰えを知りません。ファンは、今後のアニメ発表に注目しましょう。

Aoi Eir(藍井 エイル)

札幌出身の藍井エイルは、(Aimerと)同じく2011年にデビュー。2016年に体調不良を理由に無期限の音楽活動休止を発表したものの、2018年に活動を再開し、その後もシングルやアルバムのリリースを続けています。
藍井の音楽スタイルは、自身の趣味であるアニメに大きな影響を受けており、彼女が楽曲を提供するアニメのストーリーやキャラクターをそのまま反映した歌詞が特徴的です。
彼女の曲は、しばしば高揚感とインスピレーションを与え、悲しみや困難な感情や経験を歌っているときでさえも、ポジティブなメッセージが輝いているのです。

藍井の音楽は、多くのアニメで取り上げられていますが、『ソードアート・オンライン』、『キルラキル』、『アルスラーン戦記』、『グランベルム』、『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』など、超常現象やファンタジックなストーリーがテーマのアニメに多く使われているのがわかります。
最近のアニメでは、2021年のメカシリーズ『バック・アロウ』の第2クールオープニングテーマを担当しました。ということで、アニメ視聴者が彼女の声を聞く日も近いと思われます。



GARNiDELiA(ガルニデリア)

ボーカルの水橋 舞(みずはし まい)(芸名:MARiA(メイリア))とプロデューサーの阿部 尚徳(あべ よしのり)(芸名:toku(とく))からなる、一人ではなく二人組のGARNiDELiA。2010年から活動を開始したGARNiDELiAですが、ファーストアルバムのリリースは5年後となり、これまでに5枚のスタジオアルバムを発表しています。
GARNiDELiAの音楽は、J-POPという広いジャンルの中に心地よく収まりながらも、伝統的なポップさではなく、よりエレクトロニックなサウンドが多く、ユーロダンスやシンセポップのような独特の雰囲気やスタイルを持つ曲もあります。このため、特にスピード感のある曲では、遊び心にあふれた明るいサウンドを聴くことができます。

GARNiDELiAの楽曲は、『キルラキル』、『魔法科高校の劣等生』などの大ヒットアニメに起用される一方、『ガンダム Gのレコンギスタ』、『クオリディア・コード』、『BEATLESS』、『魔法少女特殊戦あすか』など、あまり知られていないタイトルにも使われています。『魔法少女特殊戦あすか』は最近のアニメ出演作品です。
アニメのOPやEDのJ-POPが好きな人はもちろん、ちょっと変わった曲が好きな人にもオススメです。

LiSA(リサ)

LiSAとして知られる織部 里沙(おりべ りさ)は、J-POP界の女王の一人であり、少なくともアニメの世界ではそうでしょう。2005年から活動を開始した岐阜県出身のシンガーソングライターは、アヴリル・ラヴィーン、パラモア、グリーン・デイなどの影響を受けたポップロック、さらにはポップパンクの領域に踏み込んだ独特のポップで、アニメ音楽界に旋風を巻き起こしています。
実際、LiSAのメジャーデビューは、2010年に放送されたアニメ『Angel Beats!』の劇中バンド「Girls Dead Monster」であり、反体制的で「世界に対する私たち」のような存在でした。

LiSAの曲は数え切れないほどアニメに登場していますが、大ヒットした『Angel Beats!』のほか、『Fate/Zero』、『ソードアート・オンライン』、『ニセコイ』、『僕のヒーローアカデミア』、『鬼滅の刃』などが代表的な作品として挙げられます。
Netflixのドキュメンタリー映画『LiSA Another Great Day』が今年末に公開される予定なので、彼女の音楽の旅はさらに広く知られることになるでしょう。それまでは、彼女の5枚のスタジオアルバムと20枚以上のシングルが、新しいリスナーを飽きさせることはないでしょう。

Sayuri(さユり)

福岡出身のシンガーソングライターで、ギターの弾き語りもするさユりは、特に速いテンポの曲では、どこか切迫した、激しい印象を与える面白いヴォーカルスタイルを持っています。J-POPの枠に収まりつつも、ロックテイストの楽曲が多く、高音で安定感のあるパワフルな歌唱が特徴です。
2010年から音楽業界で活動していましたが、2015年、18歳の時にアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のED曲でメジャーデビューを果たしました。

その後、2枚のアルバムをリリースし、『僕だけがいない街』、『クズの本懐』、『ゴールデンカムイ』、『僕のヒーローアカデミア』、そして最近では『EDENS ZERO』など、数多くのアニメに楽曲を提供し、その若さにもかかわらず、素晴らしい経歴を持つアーティストとなりました。
しかし、インディーズ時代の彼女の音楽は、非常に洗練されていながらも、どこか生々しさを感じさせるので、少しダークな雰囲気なポップ音楽を好むリスナーに、訴えかけるものがあるでしょう。

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