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『惑星のさみだれ』の初回エピソードは奇妙なものだ

『惑星のさみだれ』の初回エピソードは奇妙なものだ


しゃべるトカゲが、地球を粉々にするハンマーを世界に警告するために送り込まれた…。これって全然普通でしょ?

ーー 注意  ーー

以下、クランチロールで配信中の『惑星のさみだれ』第1話「雨宮夕日とトカゲの騎士」のネタバレを含みます。

英語版タイトル『ルシファーとビスケットハンマー』、日本語原題『惑星のさみだれ』は、水上 悟志氏によるマンガ作品です。2005年4月から2010年8月まで、少年画報社の青年漫画誌「ヤングキングアワーズ」で連載されました。
2022年1月、同シリーズのアニメ化が決定したことが発表され、制作はNAZ、監督は中西 伸彰氏が務めることが発表されました。

今月、初回エピソードが公開されましたが、『惑星のさみだれ』は今夏のシーズンにおいて、より奇妙なアニメのひとつとなるようです。世界の終わりが近いと信じているしゃべるトカゲから、念動力を持つ姫まで、控えめに言っても、確かに奇妙な話です。

『惑星のさみだれ』のプロット

大学生の雨宮 夕日(あまみや ゆうひ)は、目覚めると自分の部屋にノイ=クレザントと名乗るトカゲがいました。彼は、地球を滅ぼそうとする邪悪な魔法使いから姫を守るためにやってきた騎士であり、夕日の力を必要としていることを躊躇いなしに告げてきました。
しかし、トカゲの騎士の話が終わらないうちに、夕日は彼をつまみ上げ、寝室の窓から放り投げてしまいます。

しかし、夕日が何をやって爬虫類を追い払おうとしても、魔法のように再び姿を現してしまいます。ノイの説明によると、彼らは今結束しており、数メートル以上離れることができないらしいのです。
デスノートのリュークのように、夕日(または念動力を持つ者)だけがノイを聞き、見ることができるらしいのです。これを聞き、夕日はさらに自分の正気を疑うことになります。

エピソードが進むにつれ、夕日は新たに手に入れた魔法の力(=掌握領域)について知ることになります。この力は、手にはめた謎のリングによって、物を動かしたり、自分を持ち上げたりすることができるというものです。
最初は大学教授のスカートを持ち上げるなど、お笑い的な使い方をしていた夕日。しかし、やがて敵である泥人形と対峙するためにリングを作動させなければならなくなり、より困難な状況に追い込まれます。



夕日は、隣人の朝日奈 さみだれ(あさひな さみだれ)がノイが探していた姫であることを知ります。しかし、さみだれとノイが悪の魔法使いから世界を救うのを手伝うことに抵抗を感じ続けていました。しかし、地球の大気圏外にあるビスケットハンマーと呼ばれる恐ろしい武器を見て、姫に忠誠を誓います。

このアニメは期待できそうですか?

『惑星のさみだれ』のデビューエピソードは、確かに奇妙な出来事でした。このシリーズは、登場人物の紹介が唐突に始まり、全体的な筋書きにいきなり飛び込んできました。この作品の速いテンポは、いくつかのアニメに見られる遅いテンポのスタートより多くの点で好ましいですが、そのプロットの奇妙さは、何が起こっているのかを理解するのを少し混乱させるかもしれません。
このトカゲは誰なのか、夕日はなぜ特別なのか、なぜ地球の軌道上にフライングハンマーがあるのか、これらは初回を見終わった後に視聴者が抱くであろう疑問のほんの一部に過ぎないのです。

しかし、そこがこのデビュー作の面白さでもあります。夕日と同じように、見ている視聴者が自分自身を疑わざるを得ないような、まったくもって突拍子もない話なのです。
この作品のキャラクターが持ちこたえるかどうかを確認する時間はまだないですが、ノイはこのアニメの楽しいマスコットになりそうで、『カードキャプターさくら』のケロちゃんのように、物事をもう少し軽快にするためのコミカルなセンスを持ち合わせています。

最終的には、話数が進むにつれて、答えのなかった多くの疑問が埋められ、作品の包括的な方向性がさらに明確になることでしょう。現状では、『惑星のさみだれ』には、今後数週間にわたって人々を引き付け、他のアニメ群から突出させることができるいくつかの興味深い要素があるように見えます。

運が良ければ、この先、数回のエピソードを経て、その風変わりな要素をさらに発展させ、登場人物に肉付けしていくことが期待されます。これまでのところ、夕日は唐突にかなり特殊な状況に放り込まれたため、多くの人が期待するほど効果的に紹介されていません。夕日が気分屋の大学生という図式にとらわれず、より魅力的な主人公として成長してくれることを期待したいです。

 

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