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『アキバ冥途戦争』(アキバめいどせんそう、Akiba Maid War)が2022年秋、ブレイクする理由

『アキバ冥途戦争』(アキバめいどせんそう、Akiba Maid War)が2022年秋、ブレイクする理由


2022年秋のアニメは、ヒット作や期待の新作が目白押しですが、その中でも『アキバ冥途戦争』はブレイクする可能性があります。

アニメの新シーズンが始まると、ファンたちはどのシリーズが覇権アニメになるかを議論します。時には議論が簡単に終わる場合もあります。特にそのシーズンが、放送前に大々的な宣伝が行われるような期待作が登場するのであれば、なおさらです。
しかし、意外なアニメが一気に人気を集め、当初の予想以上にスポットライトを浴びることもあるのです。そして、競合が多いこの秋に、注目度の低い『アキバ冥途戦争』が2022年秋のブレイク作品になりそうな気配があります。

プロモーション資料によると、『アキバ冥途戦争』の舞台は東京・秋葉原。オタク文化の中心地として知られる秋葉原は、さまざまな店舗やユニークなテーマのカフェで有名で、特にメイドカフェは、接客係がメイドの格好をして、お客さんと交流したり、ゲームをしたりします。
メイド喫茶で働くことを夢見て秋葉原に引っ越してきた少女、和平 なごみ(わひら なごみ)がこのアニメの主人公です。幸運にも、なごみはメイド喫茶「とんとことん」、別名「豚小屋」で働くことになります。

『アキバ冥途戦争』はどんなアニメ?

なごみは、当然ですが、このカフェの他のスタッフたちと接しなければなりません。ところがなごみのパートナーのメイド、嵐子(らんこ)は、非常に陰気で、なごみの陽気な性格にうまく反応してくれません。
そこで、仲良くするために努力せざるを得なくなったなごみは、嵐子を振り向かせることに心を砕くことになります。

更に、なごみは秋葉原での生活が思っていたような、のどかなものではないことに気づきます。新しい土地に引っ越すとなると、いろいろな問題が出てきて、中にはメイドのスキルでは解決できない問題もあるからです。
それでもなごみは、「豚小屋」を秋葉原で一番のメイド喫茶にしようと奮闘します。

『アキバ冥途戦争』が2022年秋のブレイクアニメになりうる理由

『アキバ冥途戦争』がヒットしそうな理由の一つは、それを支えるスタッフの存在です。このアニメは、素晴らしい実績を持つ2つの会社が共同で制作しています。
1つは、『ウマ娘 プリティーダービー』の大ヒットで知られるモバイルゲーム&メディアのCygamesで、もうひとつは、『Another』『RDG レッドデータガール』『Angel Beats!』などのカルト的な名作を生み出した伝説的なアニメスタジオ、P.A.WORKSです。
P.A.WORKSは、アニメ版『ウマ娘 プリティーダービー』1期のアニメーションを制作しており、両スタジオのコラボレーションは今回が初めてではありません。P.A.は、奇妙で独特なエレベーター‐ピッチ㊟で、印象的なアニメを仕上げる事で知られています。
最近では、『パリピ孔明』がそうで、当初は見向きもされなかったものの、すぐに熱心なファンを獲得してみせましした。
㊟エレベーター‐ピッチ(elevator pitch)わずかな時間で、自分自身や自社のビジネスについて説明すること。偶然エレベーターで乗り合わせた投資家に対し、印象深く、かつ簡潔に自らを売り込む行為を意味し、米国のシリコンバレーが発祥とされる。(goo 辞書より)



加えて、『アキバ冥途戦争』の音楽は、『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』、『TIGER & BUNNY』、最近では『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』など、多くの人気シリーズに音楽を提供している池 頼広(いけ よしひろ)氏が担当しています。
視聴者は、このアニメの映像の美しさを引き立てるような、印象的な楽曲にたくさん出会えることを期待して良いでしょう。

『アキバ冥途戦争』のエレベーターピッチは、まるでアニメファンが好むもののチェックリストのようです。日常系アニメに起こるカオス的で意外な展開というのは人気で、例えば『極主夫道』『異世界薬局』『はたらく魔王さま!』などが例に挙げられるます。
これらの作品では、普通の仕事や普通の家事をしていた時に、突如奇妙で思いもしない事が起こるのですが、こういう物語の展開をファンは好むということでしょう。実際、2022年秋に最も期待されているアニメの一つである『スパイ×ファミリー』もこの類になります。
登場人物の平凡な生活と超スパイな生活を頻繁に対比させて、大きな効果を上げているのです。『アキバ冥途戦争』がこのコンセプトを使いながら自然なコメディを表現できれば、視聴者の想像力をかきたて、結果、多くの注目を集めることになるでしょう。

メイド喫茶の設定も魅力的です。最近の『プリマドール』や、少し前の『桜蘭高校ホスト部』が示したことは、ユニークなカフェ、特に接客係と客の間に相互作用を強いるカフェが、コメディのための素晴らしい舞台となり、楽しい状況をたくさん生み出すという事です。
また、アニメファン文化におけるメイドとメイド服の普遍性は、ユーモアとパロディの機会を多く生み出すと同時に、より一般的な美学を好むアニメ視聴者をも惹きつけています。

しかし、『アキバ冥途戦争』で最もエキサイティングなことは、(プロット、キャラ、作品全体の)転覆の可能性の有無です。まだプロットの全容は明らかにされておらず、予告編では作品の真の全体像が意図的に隠されているように見えます。一部のファンは、このアニメが単なるメイド喫茶の日常的な話ではないことは、すぐに明らかになるだろうと予想しています。
もし、それが実現すれば、このアニメは口コミとソーシャルメディアによる宣伝ですぐに人気を集めるでしょう。

秋のシーズンが終わってアニメ界隈が落ち着くまでは、『アキバ冥途戦争』がどの程度ヒットするかはまだ分かりません。アニメ史上、予想より良い結果や逆に悪い結果を出したシリーズはたくさんあるからです。
しかし、『アキバ冥途戦争』は、視聴者を引き付け、彼らが望むストーリーと視聴経験を与えながらも、作品がやりたいことをやり遂げることができれば、大ヒットするのに必要なすべての資質を持っているように見えます。

『アキバ冥途戦争』は10月6日よりHIDIVEにて配信を開始します。

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