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『ブルーロック』:最も興味深いキャラクターの登場

『ブルーロック』:最も興味深いキャラクターの登場


『ブルーロック』は、その特異な設定から、奇妙なキャラクターが登場するのが特徴です。第2話では、これまでで最も奇妙なキャラクターが登場します。

ーー 注意 ーー
以下、CrunchyrollとNetflixで配信中の『ブルーロック』第2話「かいぶつ」のネタバレを含みます。

『ブルーロック』は、バトルロイヤルの要素をシナリオに取り入れることで、スポーツというジャンルを再定義しています。このジャンルにありがちなほのぼのとした雰囲気はなく、チームワークや仲間意識よりも利己主義を推奨しています。
それなのに驚くべきことに、本作の主人公である潔 世一(いさぎ よいち)は、第1話ではかなり柔和な表情を見せていました。一方、別のキャラクターはより強く、印象的なデビューを飾りました。そして、第2話では、そのキャラクターについて展開されています。

このプログラムへの参加を自発的に同意したストライカーたちは、専用の施設に送られました。彼らはグループに分けられ、グループの仲間はチームメイトであると同時にライバルでもあるとされます。そして、やがてその意味が分かってきます。
彼らは、鬼ごっことサッカーをミックスしたようなゲームをやらされます。時間切れの際「鬼」であった者は即刻失格になるというルールです。他のメンバーが、ただひたすら互いを叩こうとする中、蜂楽 廻(ばちら めぐる)には別の考えがありました。
彼は、今の「鬼」世一を蹴るだけでなく、世一からボールを奪ったのです。そして、最後の最後で、吉良(きら)に当てるためのパスを世一に出しました。

蜂楽 廻の心を探る



世一にボールを当てられた吉良は第2話で正式にブルーロックプログラムから追い出されましたが、この時、長い捨て台詞を残し去っていきました。そして、ブルーロックの責任者である絵心 甚八(えご じんぱち)は、最初のタスクの目的を説明します。
鬼ごっこサッカーは、一見、奇妙に見えるが、これはストライカーがゴールを決める際の執念を確認するためのテストである、と絵心は結論付けます。更に絵心は、このブルーロックと呼ばれる施設とプログラムについても簡単に説明しました。その後、選手たちは各自で行動するようになります。

みんなはゆっくり休んでいるのに、世一はなかなか寝付けません。そこで、夜間練習をすることにしました。すると、偶然にも蜂楽がいました。世一は、なぜ、あんな大事な場面で自分にボールをパスしたのかと蜂楽に尋ねます。すると蜂楽は、自分の中に怪物がいると答えます。
その怪物は、蜂楽が何をすべきかを教えてくれるといいます。そして、その怪物が、あの時、世一にボールをパスしろと言ったというのです。さらに、蜂楽が言うには、世一の中にも怪物がいるらしいのです。

蜂楽は、最初から自分が普通の人間でないことを明らかにしています。他のメンバーが必死で現在の状況を把握しようとする中、彼は淡々と昼寝をしていました。スポーツの試合のはずなのに、最初に暴力を振るったのも彼です。さらに、自分の中にある怪物を告白することで、彼の特異な性格がさらに補強されます。
つまりブルーロックに参加する前から、彼は普通の選手ではなかったのです。また、この怪物は、甚八の言う「エゴ」の表象である可能性も高いでしょう。そうであれば、蜂楽はすでに甚八の理想とするストライカーに一歩近づいていることになります。

『ブルーロック』が他のスポーツアニメと違うという事実を考えると、そのキャストも面白いキャラクターが登場すると考えるのが自然でしょう。蜂楽 廻は間違いなく、これまでで最も魅力的なキャラクターです。というのも、彼には怪物の仲間がいて、プレイ中に指示を出すらしいのです。
蜂楽の話だと世一の心の奥底にも同じような存在がいるらしいので、蜂楽が触媒となって世一がエゴイスティックに変化するきっかけになるかもしれません。

 

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