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『不滅のあなたへ』第2期は、40年後のフシを描いています。

『不滅のあなたへ』第2期は、40年後のフシを描いています。


『不滅のあなたへ』第1期から40年が経ち、2期ではフシが大きく変化しています。しかし、完全に良い方向へ変わったわけではありません。

ーー 注意 ーー
以下の記事は、Crunchyrollで配信中の『不滅のあなたへ』2期、第1話 「転生する愛執」のネタバレを含んでいます。

『不滅のあなたへ』の1期では、主人公のフシに過酷な試練を与えました。神秘的な「観察者」によって人類を助けるために送られた不死の存在であるフシは、最初は球体として生まれ、やがて周りの人々に変身できるようになって行きました。ただ変身できるのは人々が死を迎えた後のみでした。
そのうち、フシは、人類を脅かす謎の超生物「ノッカー」から世界を守ることが自分の役割であることに気づきます。

1期を通して、フシは歩き、話し、人間社会に適応することを学び、その過程で多くの友人を作ることになります。しかし不幸にも、絆を新しく築くたびに、フシはいたたまれない死に直面します。フシが新たな姿を得ることは、まるで失った友への悲しみを体現しているようなものだったのです。

『不滅のあなたへ』2期、40年のタイムスリップを実現

1期の最終話では、ノッカとの凄惨な戦いを経て、フシはピオランの介護をすることになります。1期の早い頃から老女と行動を共にしたり、しなかったりしていたフシでしたが、彼女が認知症になったのをきっかけに、フシはピオランの面倒を見るようになります。
ピオランは亡くなる前にフシに手紙を書き、そこには、自分の面倒を見てくれたことへの感謝と、フシに好きなことをして生きてほしいという言葉が残されていました。そのメッセージはフシにも確かに伝わり、ほろ苦い余韻を残して1期は結末を迎えることになりました。
最後のシーンでは、いつなのか定かではない未来で、あるノッカーを倒した年老いたフシが映し出されました。

そして、『不滅のあなたへ』の2期1話では、そのシーンの続きとして、年老いたフシが何をしていたのかが描かれています。彼は今、南国の島で一人暮らしをしていて、ほとんどの時間をノッカーとの戦いに費やしています。彼はノッカーとの戦いに熟達し、ノッカーの芯を集め、それを調理して “ノッカーの塩漬け “を作っていました。



観察者が彼の創造物であるフシのもとを訪れると、フシは島で隔離生活を送ってからどのくらいの時間が経ったかと尋ねてきたので、観察者は40年だと明かします。これを聞いたフシは無駄な時間を過ごしてきた事を嘆きます。
フシは観察者にフシが「完成する」まであとどれくらいかかるか尋ねると、観察者は、例えば彼が海全体を呼び出すことができるようになるまでと答えます。これを聞いたフシはため息交じりに、(完成は)「きっと1000年後だな」と言います。

なぜ、フシは2期で老けたのか?

1期では目を見開いた理想主義者だったフシが、2期で見せるシニカルな姿は『不滅のあなたへ』ファンにとって衝撃的なものでした。しかし、彼が目撃してきた数多くの死と破壊を考えると、彼を責めることはできません。ピオランの最後のメッセージは楽観的でしたが、2期の初回放送では、ピオランの遺言を、フシは人々から孤立するようにとの励ましと受け取ったことが明らかになりました。

フシは海底でカニとして過ごし、様々な海の生き物に変身していきました。 海での暮らしは素朴で新鮮でしたが、どんな海の生き物たちとも友達になる事が出来ず、フシにとって気が滅入る事でした。やがて、観察者からノッカーの来襲を知らされ、波打ち際での生活に終止符が打たれます。1期の終わりまでに蓄積された新しいフォームのおかげで、フシは敵に対する武器を大幅に拡大し、簡単に敵を退治することができるようになりました。

残念ながら、フシはこの新しい能力を得るに至ったあまり好ましくない状況に、明らかに不満を抱いています。自分の生存が、大切な人たちの死の上に成り立っていることを恨んでいるのです。このことが、40年間繰り返された孤独な生活と相まって、フシは視聴者が見たように2期で世をはかなむ老けた存在となったのです。

フシの隠遁生活を邪魔する、思いがけないゲスト

フシはふさぎ込んではいますが、『不滅のあなたへ』での正義感は失われていませんでした。観察者から、ノッカーが知恵を身に着け別の島の人々を襲っていると聞かされたフシは、正義の怒りに燃えて、すぐに彼らを止めに行く準備をします。

しかし、そんな彼の前に、かつての宿敵・ハヤセに瓜二つの少女が現れます。その少女が自らをハヤセの孫娘ヒサメと名乗ったとき、フシは40年間人を避けて過ごしてきたにもかかわらず、どこまでいっても結局、過去に追いつかれることを知るのでした。

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